シボ加工がもたらす効果

意匠

シボの付いていないプラスチック製品は、ツルツルの無表情で随分安っぽく見えます。例えばコンピューターのモニターやキーボードを触ってもらうと、微妙なザラザラが付いているのが感じられると思います。ほんのわずかなザラザラではありますが、これがあるのとないのとでは人に与える印象に大きな違いがあります。
家電・OA製品には控えめな「なし地模様」、自動車・住設機器等には積極的に見せるためのシボである「皮革模様」「幾何学模様」「岩目」「木目」などが多く使われます。

機能

プラスチック製品の表面は意外と柔らかく、傷つきやすいものです。シボがあると傷が付きにくいもしくはキズが付いても目立ちにくくなります。またシボのないツルツルの表面では滑りやすかったプラスチック製品が、シボ加工によってしっかりと持ちやすくなります。シボの凹凸がそのまま抵抗として働き、滑り防止になるからです。
射出成形品の生産現場では、成形時のウェルドライン・ヒケを低減させ、また離型を助けます。品質・納期・コストを含めた生産性の向上に役立っています。

意匠・機能・環境

環境

シボ加工を施すことにより成形品表面に塗装を必要としない製品ができます。塗装をしなければ塗料に含まれる有機溶剤なども使わなくて済みます。シボ加工は環境にやさしい製品を作ることにも貢献しているのです。

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