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コーティング

コーティング Coating

自動車部品・電子部品・日用雑貨品・建材部品など、さまざまなシボ付きの射出成形金型に当社で独自開発したコーティングを施すことにより熱伝導性・流動性を高め、「ウェルド」「ヒケ」「カジリ」などの成形上の不具合が軽減し生産性の向上につながります。
また、コーティング膜により防錆性・防汚性を高めることで金型の耐久性が格段に向上します。

コーティングとは About Coating

特殊な液体を塗布することで、強い耐腐食性と耐摩耗性により金型表面を守ります。
金属表面との密着性に優れている当社ならではのオリジナルコーティングの技術で、金型と樹脂の間をとりもちます。
コーティングをすることで、以下のメリットがあります。

摩擦係数が非常に低く、成形時の樹脂流動と離型を助ける。
ウェルドや光沢ムラの低減し、金型の機能と樹脂の性能を最大に発揮させる。
成形材料に優しく働きかけ、美しい製品に仕上げる。
成形現場での生産性の向上につながる。

コーティング前
コーティング後

当社のコーティングには「Ｍコート」および「Ｆコート」の2種類あり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

	Ｍコート	Ｆコート
コーティング色	ほぼ無色透明	無色透明
膜厚	10～15μ	1μ以下
離型性	◎	〇
流動性	◎	◎
防錆性	◎	〇
耐久性	〇（成形樹脂により異なる／ガラス入りの材料は△）	△（ゴム系は〇）
耐熱性	推奨300～400℃以下	推奨200℃以下
乾燥時間	3～4日間（自然乾燥＋乾燥機30～40℃）	1日間
加工日数	約7日間　(別途要打合せ）	2～3日間
製品色	色味に若干の変化の可能性あり（例：黒→黒淡色化）	ほぼ変化なし
光沢	ツヤあり／ツヤなしの2種	ほぼ変化なし
グロス調整	◎（2種を混合することで調整可能／金型グロス測定必要）	×
アルミ型対応	×	×
超音波洗浄	×	×